
タレントには資格が必要?働くうえで必要な資格やスキルはある?
憧れの職業の一つでもあるタレントという仕事。もし、あなたが明日からタレントとして活動していくなら何をしますか?一般企業に勤めるのであれば、簿記やTOEICなどのほうが有利になるものはありますが、タレントになるために必要なスキルや資格はあるのか気になっている方も多いことでしょう。今回は、そんなタレントに必要な資格についてご紹介していきます。
タレントになるのに必要な資格はない
実は、タレントになるうえで必要な資格や学歴は存在しません。大学を卒業していなくても、何か特別な資格や免許を持っていなくても、能力があればどんな人でもなれます。タレントは、0歳から赤ちゃんタレントとしておむつのCMなどで起用されることがあります。赤ちゃんは生まれたばかりなので当然、何かしらのスキルや資格を身に着けているわけではありません。
しかし、タイミングに合わせて笑顔になったり、泣いたりといったことができればそれは演技の一つとなり、タレントとしての仕事が成立するのです。このように、タレントになるのには年齢もスキルも資格も不必要であり、仕事内容や事務所の需要にさえ合うことができれば基本的にどんな人でもなることができます。
資格やスキルを持っておくと仕事の幅が広がる?
タレントは資格がなくてもなれることがわかりました。しかし、資格やスキルは本当にまったく必要はないのでしょうか。たとえば、タレントとして教育関連の仕事を中心に行いたいのであれば、それなりに名のある学校に通っていた方が説得力も増すので、学歴は必要だといえるでしょう。主婦タレントであれば、栄養関連の資格や調理師免許などを持っていると料理番組に抜擢されることもあるかもしれません。
しかし、それらは決してタレントになるために必須の条件ではありません。トークスキルが高かったり、学歴がなくても雑学に富んでいたりするとその分野での需要が高まるので、あくまで仕事の幅が広がるという意味で何かしらのスキルがあると自分の武器になるというだけです。
実際にどんな資格を取得したタレントがいるのか
では、ここで実際に資格を取得したタレントについて、具体的な例を挙げてみましょう。一人は西村知美さん。芸能界には資格取得ランキングというものがあり、この西村さんはそのランキングで1位を取っています。気になる資格の数は53個といわれています。
芸能人が一体どんな種類の資格やスキルを取得しているのかというと、保育ナチュラリストといった母親タレントならではのものから、花火鑑賞士や河童捕獲許可証のような一般では聞いたことのないマニアックなものまでさまざま。
なぜ、ここまでの数の資格を取ろうと思ったのかという理由について西村さんは「心配性のため、何かあったときに対処できるために」と語られています。ちなみに、1位の西村さんに続いて、2位はアンミカさんと堂本光一さんの20個、3位は19個の藤岡弘さんとなっています。堂本さんに至っては持っている小型船舶操縦士とそば打ち名人などのスキルを自身の番組内で披露しています。
このように、資格がなくてもタレントとしての活動にはとくに大きな影響はありませんが、あれば番組で特技として披露できますし、そういった関係の執筆など仕事の幅が広がることは確かです。
自分磨きをし続けることは大切!
タレントという職業はどんな人でもなれるといった入口の広さがあります。しかし、そこから安定した収入を維持するためにはタレント自身の努力は必要不可欠です。もともと、医者など何かしらのポテンシャルがあったり、MCができるようなトークスキルがあればその方面での需要はあるでしょう。
しかし、外見での美しさといったことでいうと芸能界では、なかなか厳しいといえます。年を重ねると、自分よりも若い人や新しい人がどんどん入ってくるなど、入れ替わりが激しい世界ですから、こういった消失することがなく、確かな資格やスキルを持っているのは生き抜くための秘訣です。
とくに、まだ売れていない人にとっては「こんな資格を持っていて、何の役に立つの?」と思うかもしれませんが、予期せぬきっかけで仕事に結び付くなんて可能性も考えられます。少し珍しいものだと、他人から興味を持たれます。モデルのようなスタイルを生かす方面で活躍しようとしているなら、体型維持法に結び付くようなヨガや栄養関連の資格を取得するのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。今回は、タレントに資格やスキルが必要なのかということから、資格を持っていることによるメリットについてお話ししました。芸能界で活躍するためには清潔感やその人の持つイメージ、美に対する追及をする人はたくさんいます。しかし周囲も同じなので、やはり自分にしかないアピールポイントを作ることが大切です。そのためにも資格やスキルを持つことは大いに役立つことでしょう。