
タレントオーディションの際に気を付けるべきマナーについて解説!
オーディションも一つのビジネスシーンなので、マナーは必要不可欠です。そしてオーディションならではのマナーもあります。自信がない方は、これを機に身に着けておくとよいでしょう。マナーを守れる人だと証明して初めてアピールの場になりますので、きちんと押さえておき本番に臨みましょう。
オーディション本番の基本的なマナー
オーディションにおける守らなくてはいけないマナーがいくつかあります。むしろ、オーディションこそマナーが肝心だといえます。当日に失敗をしないために、おさらいの意味も込めて確認しておきましょう。
オーディションの時間は必ず守る
いうまでもなく時間は厳守です。10分から15分前に到着しておくのが無難でしょう。車の渋滞や公共交通機関の遅延も考慮し、開始時間に間に合うように行動してください。早く到着しすぎた場合は、近くカフェやファミレスなどで待機して開始時間に合わせて会場へ移動しましょう。早い時間に会場に行ってしまうと準備が整っていない場合があるためです。
挨拶は必ずして印象をよくする
毎日朝から夜まで、挨拶は誰にでもするものです。習慣としてある挨拶を相手にしないのは失礼にあたります。実際に挨拶を重要視している審査も多いので、しっかりと行いましょう。子役の場合、子どもだけではなく、親も審査の対象であるということを意識しなければなりません。子どもを心配するあまり、親が挨拶を忘れてよくない評価になってしまうなどの事象を避けなくてはなりません。親子共にマナーを守らなくては合格につながらないといえるでしょう。
面接では相手の目を見てハキハキと喋る
面接ではノックをした上「どうぞ」といわれたら「失礼します」といい入室します。着席の際も「どうぞ」といわれるまで待つマナーがあります。退室の際にも挨拶をして面接でのマナーを守りましょう。
加えて相手の目を見てハキハキと喋ると好印象です。気の緩んだ返答は避け、明るい対応を心掛けましょう。落ち着きがない子役は、静かに座るように日頃から気を付けておくとよいです。ここでも親の審査があると考えて、親子で真摯に受け答えをします。面接が終了しても気を抜かず、自宅に帰るまでがオーディションだと思うくらいの緊張感を持って本番を迎えましょう。
オーディションの審査員に好印象を与える服装・メイク
第一印象をよくするために、普段から身だしなみに気遣っているかと思いますが、オーディションでも同様です。この業界は見た目が非常に大切な仕事なので、清潔感がある服装やメイクにしましょう。ここでもマナーがあります。
好印象な服装とは
遊びに行っているわけではありませんので、奇抜な格好や派手な服装は避けるのがベターです。印象に残ろうとするのは大事ですが、TPOをわきまえていないと判断される可能性があります。キレイに見える服装で会場へ行きましょう。子役の場合も、親が派手な格好をしているとよくない印象を与えてしまう恐れがありますので、注意必要です。
地味すぎず、派手すぎない服装が望ましいでしょう。香水のつけすぎやカラーコンタクトやウィッグも使用しないでください。多くの人に見られる仕事ではありますが、ここはオーディションなので、マナーを守った見た目がポイントです。
メイクも好印象を心掛ける
悪い印象として残らないように、濃すぎるメイクは避けましょう。メイクはナチュラルメイクが無難です。子役の場合は親のメイクもチェック対象です。オーディションに適したマナーを守ったメイクをしましょう。
オーディションでやってはいけないこととは?
入念な準備をし、以上のマナーを守った上で、やってはいけないことがあります。それは異例で芸能界に入った人の真似をしないということです。あえて遅刻して印象に残ろうとするなど、絶対にやらないでください。仮に遅刻しそうになった場合は、必ず連絡を入れて遅れる旨を伝えましょう。
他にも面接ではあらかじめ質問を考えておき、質疑応答の時間になったら聞くようにします。一度説明のあった話を聞き直さないためにも、きちんと聞いておいてください。
いくら対策をしていても、アクシデントや失敗は起こってしまう時があります。その時は失敗を引きずらないで、次に進むと切り替えるようにしましょう。オーディションの雰囲気に気圧されて、一度の失敗で落ち込むとよい結果が生まれません。オーディションは運の要素もあるので何度も挑戦し続けていかなくてはなりません。そして失敗を次につなげる人から、合格に近づいていきます。
どこにでもマナーはありますので、大事な日に備えて学習しておきましょう。最初から「不合格になったどうしよう」と考えてはいけません。自信を持ってオーディションを受ければ、相手に自分の想いが伝わる瞬間が訪れます。そのためにも、事前にできることは準備しておきたいものです。オーディション当日はベストコンディションで自分をアピールしましょう。