タレントとアイドル・モデル・インフルエンサーの違いとは？

芸能界で仕事をする場合、さまざまな職種があります。表舞台に立つ職種では、タレントやアイドル、モデルがありますね。では、これらの職種とインフルエンサーはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、タレントとアイドル、モデル、インフルエンサーの違いについてまとめています。

タレントとは

広辞苑によると、タレントは「才能、技量、芸能人、テレビやラジオなどの職業的出演者」と記されています。テレビやラジオに出演する芸能人をタレントと呼ぶということが分かります。タレントの語源は、英語で才能がある人を意味する「talent」からきています。タレントはさまざまな仕事をこなすので、活躍する場所が多いといえるでしょう。複数の分野で活躍するタレントは「マルチタレント」と呼ばれることもあります。

タレントの仕事

タレントの仕事は、テレビ番組やラジオ番組などに出演してトークをする人です。司会を務めることもあります。番組が盛り上がるようにする役目を果たします。テレビやラジオへの出演が主ではありますが、雑誌やイベントなどに出演する機会も多いです。

タレントには種類がある

タレントにもさまざまな種類があります。個性を活かしたタレントになるために、おバカタレントやものまねタレント、ママタレント、二世タレント、ハーフタレントなどの呼び名がつくこともあります。

歌やダンスで活躍するアイドル

広辞苑によると、アイドルは「あこがれの対象者、偶像、人気の若手タレント」というような表記になっています。アイドルは人気があって憧れの存在ということが分かります。アイドルは、主に歌手として活動しますが、そのほかにもバラエティ番組に出演したり、情報番組に出演したりするなどさまざまな仕事があります。熱狂的なファンが多いです。歌手は歌を歌うことを専門にしますが、アイドルの場合はそれだけではありません。そしてファンとの交流がとても多いです。アイドルで有名なのは、AKBグループや、ジャニーズグループでしょう。

雑誌やショーで活躍するモデル

雑誌やショーで活躍するモデルは、タレントとモデル活動を同時にこなしている人もいるので区別がつきにくいかもしれません。専属モデルとなっている雑誌がある場合、タレント活動をしていてもモデルと呼びます。また、世界的に有名なパリコレやミラノコレクションなどに出演するトップモデルもいます。

モデルとして本格的に活動している場合、ファッションショーへの出演が多いでしょう。モデルは、背が高くて手足が長く、顔が小さいという人をイメージされるかもしれませんが、最近はぽっちゃりモデルとして活躍される人もいます。また、手や足などパーツのモデル、通販カタログのモデルなどテレビでは見かけないモデルもいます。

モデルの種類

モデルにはファッションモデルやコマーシャルモデル、パーツモデルなどの種類があります。ファッションモデルは、ショーモデルとスチールモデルに分けることができ、日本や海外のファッションショーに出演するのがショーモデルです。スチールモデルは雑誌やカタログなどの広告にのるモデルです。

最近は、動画配信CM専用のモデルとして活躍されている人もいます。コマーシャルモデルは、CMや広告、ポスターなどに起用されるモデルです。ファッションモデルよりも幅広い世代が活躍しています。パーツモデルは、手や足、唇など部分的なモデルになります。

人気の読者モデル

一般人のモデルを読者モデルと呼びます。読者モデルからプロのモデルになり有名になった人もいます。オーディションやファン投票の結果で読者モデルとして選ばれます。

SNSで活躍するインフルエンサー

最近は、SNSで活躍するインフルエンサーが増えています。そして、インフルエンサーからタレントやモデルとして活躍するというようなこともあります。自分の持っているSNSアカウントでたくさんのフォロワーを獲得している人は、拡散力があることからインフルエンサーと呼ばれています。

たとえばInstagramの場合は、インスタグラマー、YouTubeの場合は、YouTuberというように呼ばれます。SNSのインフルエンサーは、タレントやモデルなどが自身のアカウントを使って行いフォロワー数を増やしていることもあるので、一般人とは限りません。

インフルエンサーになりたい場合

一般人がインフルエンサーになりたいと思ってもすぐになれるものではありません。自分のアカウントをコツコツ運営して、地道にファンを増やしていくことで、インフルエンサーへの道が拓けます。ある程度知名度がある人のほうが、インフルエンサーとして活躍できるのです。

まとめ

タレントやアイドル、モデル、インフルエンサーの違いについてお伝えしました。それぞれ活躍している場所が異なりますが、マルチに活動されている人もいるので、肩書がたくさんあるという方もいるでしょう。自分が何を目指したいのか決めておくことで、活躍の仕方、活躍できる場所は変わってきます。芸能界を目指したいなら、まずは事務所に所属しなければいけないので、エンターテイメントについて学べる学校へ進学しましょう。