
タレントにはどんな仕事がある?タレントの仕事の魅力とは
バラエティなどでもよく耳にする「タレント」という言葉。なんとなくテレビで活躍している人であったり、芸能人の呼び方の一つといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?実際にタレントを目指す方もいるでしょう。そこで今回は、タレントという仕事がどのようなものであるのかについてご紹介していきます。
テレビ・イベントに出演するなど多岐に渡る
タレントの仕事というものは実にさまざまな仕事をこなしています。たとえば、テレビや映画、雑誌やSNSといった各メディアへの露出。とくに著名な人や話題の人、人気の高いタレントであれば新商品のPRを担当することもあります。たくさんの人に認知されているタレントがお菓子などをCMで紹介していれば、なんとなく買ってみようかなという気になりますよね。
さらに、映像だけではなくその企業の各イベントに出席することもあります。タレント自身の演技力が評価されれば、ドラマや映画への出演依頼も舞い込んできます。しかしながら、タレントはこういった目立つ仕事ばかりではありません。
まだ売れていなかったりすれば、自分自身を売り込みに行く必要があるのです。そのためにテレビ局のプロデューサーや企業の社長などに挨拶回りをすることもあります。ひとえにタレントといっても、華やかなものから地味っぽいものに至るまでたくさんの仕事があるのです。
気になる働き方!タレントの雇用形態は?
ではタレントとの雇用形態とは一体どのようなものなのでしょうか?基本的にタレントはどこかの芸能事務所に所属して仕事をしています。正社員として働くのであれば一般的な会社と同じように固定給をもらうケースになりますが、個人事業主として事務所と契約する形の方が割合としては多いパターンとなります。
ただし、個人事業主として働くのであれば事務所から仕事を紹介してもらったり、依頼されて初めて収入につながるためかなり不安定な働き方になるといえます。タレント自身に知名度や何かしら需要がないと、なかなか厳しいところがあります。ですから、あまりタレントとして売れていない人などはアルバイトや別の仕事と掛け持ちしながら活動をしている人も少なくありません。
また、声優や俳優といったものであれば、選ばれるためのオーディションを受けたり、受かるためのレッスンなどを別で受講したりする必要もあります。ただし、事務所の形態によっても大きく異なるので、なかなかタレントとしての能力が認めてもらえなかったり、そもそも実力不足だったりすれば、収入がまったく得られない日もあります。このようにタレントの雇用形態はさまざまですが、やはりタレント自身の実力が大きく左右するものだといえるのです。
タレントならではの魅力
では、最後にタレントならではの魅力についてお話します。
一つは「メディア数増加によるニーズの高さ」です。少し前まではタレントの活動というと、テレビや雑誌がメインだったのですが、テレビといっても最近では地上波だけではありません。YouTubeをはじめさまざまな動画配信サービスが存在しています。動画の閲覧者が多かったり、それに出演しているタレントの需要が高まれば、自然とタレントとしての価値も高まります。
実際のところ、動画が話題になったことによって、テレビへの出演が決まったり、そこから本来自分がやりたかったことに結び付けることもできるのです。そういった意味では、タレントとしての将来性は以前よりも高いものであり、始めるにあたってもハードルは年々低くなってきているといえるでしょう。
また、普通の会社員ではできないような、自分の個性を表現できることもこの仕事の魅力です。俳優であれば、普段できない職業やキャラクターに無限に変身できます。モデルであれば、自分の自信のあるパーツやスタイルをたくさんの人にアピールできますし、高学歴ならクイズ番組でその知識を披露することもできるでしょう。
活動を続けていくうちに自分の強みを評価してくれる人やファンもつきます。いつでも自分を肯定したり応援したりしてくれる存在が生まれるため、モチベーションの向上にもつながります。もちろん、少なからずアンチが湧いてくるので嫌な思いをすることはあるでしょう。しかしやはり、一般的な仕事とはまた違った喜びが感じられるのがタレントの魅力です。
いかがでしたでしょうか。一見、タレントという職業は華やかだったり、きらびやかなイメージを持ちがちですが、実は自らを売り出したり、そのためのレッスンなど日々やらなければいけないことがたくさんあるのです。しかし、その分得られる喜びや普通とはまた違った働き方ができるというのも大きな魅力です。「もっとうまくなりたい」「有名になりたい」「何かを伝えたい」といった、前向きでチャレンジ意欲のある人であれば、充分生き残っていける世界だといえるでしょう。